top of page

真似したいポジティブな人の特徴5つ 今よりちょっと生きやすく…




失敗してしまうと、「あの時こうしていれば良かったな」「あんなこと言わなければ良かった」と、どうしても落ち込んで暗い気持ちになってしまう時があるでしょう。もちろん、必ずしもネガティブな感情をすべて否定する必要はありませんが、長くマイナスの気持ちが続くと心が滅入ってしまいますよね。


この記事では、「ポジティブ」の意味を振り返り、前向きでポジティブな人の特徴を5つ紹介します。後半には、意識すれば少しずつ行動を変えられそうな、ポジティブに近づく習慣5つも紹介するのでぜひチェックしてくださいね。



「ポジティブ」ってどういう意味?


そもそも「ポジティブ」という言葉は、肯定的、前向き、積極的といった意味を持ちます。そのためポジティブな人とは、前向きな人、肯定的に考えたり積極的に行動したりする人を指すことが多いです。


例えば、仕事でミスをしてしまっても「早い段階で気づけて良かった、次から改善できる」と捉えたり、挑戦した資格の試験でよい結果が出なくても「まだまだ学ぶことがあるんだな、次頑張ろう」と思考を切り替えたりできる人が当てはまります。


ポジティブな人の特徴5つ


このようにポジティブな人は、失敗や困難な状況下で解決策を見つけ出したり、好意的・肯定的に捉えたりする思考の転換が器用にできるといえるでしょう。


もう少し「ポジティブな人」がどのようなマインドで行動しているかを深掘りするため、ここからはポジティブな人の特徴を5つ紹介します。


1. 自分を許せる


ポジティブな人は、過去に自らがした行動や発言に由来する失敗を許す力を持っています。自分を攻めすぎず、過去の失敗を「よい経験」と捉えて、未来へ前進するエネルギーに変えられるのです。


自分を許し、厳しくしすぎないことは、自らに心の余裕が生まれ、巡り巡って周囲に対して優しくできることにもつながります。そのためポジティブな人の周りには自然と人が集まり、良好な人間関係を築いていることが多いでしょう。


2. 考えすぎず、物事を楽観的に見ている


ポジティブな人は、何ごとも楽観的に捉えて「なんとかなる」というマインドを持っている傾向があります。できない理由を探すのではなく、実現する、成功する方法を考えて行動に移せるのです。


とんでもなく高い壁が目の前に立ちはだかると、思わず足がすくむこともありますよね。しかしポジティブマインドの人は、「できないかも」「自信がない」という気持ちよりも、「どうすればこの壁を越えられるか」と、「越えられる」前提で準備に着手できるのです。そのためポジティブな人には行動力がある人が多いといえるでしょう。


3. 自己肯定感や自己効力感が高い


ポジティブな人は、ありのままの自分を認めて肯定できる自己肯定感や、「自分ならできる」と自身の能力を信じられる自己効力感が高い傾向があるのも特徴です。要するに、自分の能力を認めてできると信じる力と、できなくてもそれはそれで「大丈夫」と受け入れられる力が両方ある、ということです。


このマインドこそが、失敗を恐れることなく、積極的にチャレンジできる行動力の源泉なのではないでしょうか。


4. 過去よりも未来を見ている


過去より未来を見据えているのもポジティブな人のマインドセットの特徴です。


失敗を振り返り、次の行動に反映することは、もちろん自己成長にとって大切なプロセスですが、自分を攻めすぎたり落ち込む時間が長すぎるとメンタル面への負担になります。ポジティブな人は落ち込む時間を減らし、失敗や過ちを経験と捉え、前進するチャンスと捉えられるのです。ポジティブな人が目標に向かって着実に努力できるのは、このマインドが原動力になっているといえるでしょう。


5. 愚痴や悪口をあまり言わない


ポジティブな人は、自らが置かれている環境や周囲の人の悪い面ではなく、よい面を見る傾向があります。そのため、愚痴や悪口をあまり言わず、良好な人間関係を築いている人が多いでしょう。


もしほかの人と意見が食い違っても、「そんな考え方もあるのね」と相手の考えや多様性を受け入れて尊重できるのです。こういった人への接し方が、さらによいチームワークや人とのつながりへと導いているのです。






ポジティブマインドで、ちょっと生きやすくなる理由


人生にはさまざまなことがあり、たくさんの人がいます。だからこそ、時にネガティブな気持ちが生まれることは誰しも自然なことです。その一方で、自分に必要以上に厳しくしたり、失敗した自分を長期間責め続けたりすることは、ストレスの原因になり、前に進もうとするモチベーションを減らしてしまいかねません。


ポジティブマインドを癖づけることで、悲観・絶望・不安・焦りなど、マイナスの感情をコントロールし、ほどよい距離感で付き合えて、少し生きやすくなるかもしれません。「次は成功するぞ」と気持ちを切り替えて、笑顔で前向きに行動できれば、心を軽くして次のチャンスを掴む準備に進めるのではないでしょうか。



ポジティブに近づくための習慣3つ


数十年間でつくられてきた私たちの価値観や性格。だからこそ、明日から「完全なポジティブマインドに切り替えたい」というのは現実的になかなか難しいかもしれません。


ここからは、意識して少しずつ取り入れられそうな、考え方をポジティブに近づける習慣を3つ紹介します。


1. ネガティブな口癖を減らす


無意識にネガティブな発言が多くなっていませんか?ポジティブなマインドセットに自分を持っていくためにも、まずは日常的に言っている「失敗してしまった、最悪だ」「どうせできないよ」などのネガティブワードを「大丈夫」「次はできる」など、前向きなものに変えてみましょう。


ポジティブワードに最初は気持ちがついていけないことがあるかもしれません。それでもまずは口に出してみましょう。考え方や次の行動に、きっと変化があるはずです。


2. 原因を探るより改善策を考えてみる


過去よりも未来を見据えるポジティブさん。その前向きなマインドセットの第一歩として、原因を探って長期間思い悩み、くよくよするよりも、失敗を活かして次につなげるためにどうすべきか、改善策を考えてみましょう。


逆転の発想をして、失敗できたことを経験と捉え、気持ちを切り替えて「次どうすれば失敗を防げるか」を考える時間にあてると、よい循環が生み出せるのではないでしょうか。


3. 周りの人に「ありがとう」を伝える


ネガティブマインドが染み付いている人は、人から褒められると「そんなことありません」「誰でもできることです」と謙遜してしまいがちです。そのような時には、相手からかけてもらった言葉に素直に「ありがとう」とお礼をいってみましょう。


このようなシチュエーションでなくても、周りの人のよい面を見て、小さなことでも「ありがとう」をこまめに伝えられれば、ポジティブな人間関係やチームの構築につながります。



ポジティブでいることに疲れてしまうことも


「ポジティブな自分に変わりたい」とまっすぐに努力する人であれば、時にはポジティブでいることに疲れてしまうかもしれません。長い人生のなかで、細かい失敗から大失敗まで、間違うことは誰にでもたくさんあります。そんな自分が嫌いになったり、何日も落ち込んでしまったりすることもあるでしょう。


ネガティブな感情も自分の大切な気持ちで、すべて消し去る必要はもちろんありません。「今日はこんな気持ちなんだな」と自分を許してあげて、早めに休息をとったり、運動したり、好きな音楽を聴いたりしてください。頑張りすぎず、感情を上手くコントロールし、上手に付き合っていけるように発散できるすべがあるとよいですね。



ポジティブな人の素敵な特徴や習慣を取り入れつつ、自分の心も大切に


この記事では、「ポジティブ」の意味を振り返り、前向きでポジティブな人の特徴を5つ紹介しました。後半には、意識すれば少しずつ行動を変えられそうなポジティブに近づく習慣とともに、ネガティブな感情との付き合い方も解説しました。


ネガティブな感情を持つことは自然なことで抑えつける必要はありません。ただ、そのような気持ちに心が支配されると動きづらくなります。気持ちの切り替え方や自分の認め方を知り、ポジティブ習慣を一つずつ取り入れられれば、今よりもちょっと心が楽になるかもしれませんね。








bottom of page